面接で実績を話す方法
数字・打ち手・再現性

数字の大きさより、
どう考えたかが
見られている。
Webマーケの面接では、ほぼ必ず「実績を数字で教えてください」と聞かれます。
ただ、見られているのは数字の大きさより、どう考えて、何をしたか。そして、それを別の会社でもくり返せるかです。
よく聞かれる質問と、実績の話し方の型を押さえましょう。
- よく聞かれる質問
- 実績を話す5つの順番
- 落ちる答え方と直し方
Q1どんなことを聞かれるの?

デジタル広告の業界の面接は、再現性(別の会社でもくり返せるか)と、一貫性(転職の理由と志望がつながっているか)に厳しいと言われます(主張)。大手では適性検査があり、課題を出す会社もあります。
Q2実績は、どう話せばいい?

数字には、期間、比べる条件、予算の大きさ、自分が担当した範囲を添えます。たとえば「美容の通販会社(社名は伏せる)の検索とMetaの広告、月300万〜500万円の予算を担当。2025年4〜9月にCPAを約25%改善。担当は伝え方の切り分けとページ改善の提案で、入稿は2名に指示」のように書きます(作成例)。

Q3落ちる答え方は?
| 落ちる答え方 | 直し方 |
|---|---|
| 数字がない・あいまい | 期間・比べる条件・予算・自分の担当を添える |
| 行動量だけを話す(電話を頑張った) | 課題→仮説→打ち手→結果の順に話す |
| 「分析が得意」などありきたりの強み | 「縦型動画で学生向けが得意」くらい具体的に |
| 担当していない成果を自分の手柄にする | チームの中での自分の役割を分けて話す |
| 前の会社や担当先の悪口 | 次にやりたいことの話に変える |
Webマーケの転職でよく挙がるNG例です(主張)。
「AIの時代に何ができるか」もよく聞かれます。入札や入稿、広告の良し悪しの判定はAIに任せ、人は課題を決める・判断する・お客さんを理解する・データの取り方を設計する・広告の方向を決める、と言われます(主張)。生成AIを使った感想だけでなく、仕事がどう変わったかを体験で話しましょう。
逆質問で、福利厚生や残業を最初に聞くのは避けましょう。条件は内定後の面談で確かめられます(主張)。
「一番の実績を教えてください」と聞かれたら
目的→課題→仮説→打ち手→結果の順に。
いまの経歴に近いものを開いてください
広告運用から
美容の通販会社の検索とMetaの広告で、月300万〜500万円の予算を担当し、半年でCPAを約25%下げました。
課題は、購入する割合が低いことでした。
広告では効き目を伝えていたのに、飛んだ先のページは価格の話から始まっていたので、伝える順番がずれていると考えました。
広告とページの伝え方を合わせて試したところ、購入する割合が上がりました。
このずれを見つけて合わせる考え方は、どの商品でも使えると考えています。
営業から
法人のお客様への提案営業で、担当エリアの売上を1年で130%にしました。
課題は、問い合わせが来たお客様しか回れず、新しいお客様が増えないことでした。
過去に契約したお客様の業種を調べたところ、同じ悩みを持つ業種が多いと分かったので、その業種に絞って事例を使った提案資料を作り、案内を送りました。
商談につながる割合が上がり、新しいお客様が増えました。
誰に何を伝えるかを数字から決める考え方は、広告の提案でも使えると考えています。
SNS運用から
化粧品の企業アカウントで、半年で保存数を2倍にし、アカウントから公式サイトへの訪問を1.5倍にしました。
課題は、投稿の反応はあるのに買い物につながらないことでした。
保存された投稿を調べると、使い方を見せる投稿が多かったので、使い方と商品ページへの案内をセットにした形に変えました。
反応をそのまま売上の入口につなげる考え方は、どの商品でも使えると考えています。
SEO・コンテンツから
転職サイトの記事で、1年で検索からの訪問を2倍、会員登録を1.4倍にしました。
課題は、訪問は多いのに登録が少ないことでした。
検索した人の気持ちを調べ、悩みの段階ごとに記事の中の案内を分けて試しました。
人がどの段階で何を知りたいかから考える方法は、広告でもAI検索でも使えると考えています。
Webデザイナー・動画編集から
健康食品の動画広告で、作った案のクリック率を1.4倍にしました。
課題は、新しい案を作っても数字が伸びないことでした。
勝っている広告の最初の3秒を並べて比べ、悩みを先に見せる型が強いと考えて、その型で冒頭だけ違う案を5本作って試しました。
勝ち負けの理由を考えて次の案に生かす進め方は、どの商品でも使えると考えています。
ポイント最後に、別の会社でもくり返せる考え方を一言添えると、再現性が伝わります。例の数字は作成例です。
まとめ
- よく聞かれるのは、自己紹介・一番の実績・なぜWebマーケか・なぜ当社か・AIの時代に何ができるか
- 実績は、目的→課題→仮説→打ち手→結果の順。期間・予算・自分の担当を添える
- 見られているのは数字の大きさより、考えた過程と再現性
- 行動量だけの話、ありきたりの強み、他人の成果の横取りはNG