会社の選び方
大手代理店・SNSの支援会社・成果報酬型・事業会社

どの会社で働くかで、
身につく力が変わる。
Webマーケの会社には、大手の代理店、SNSの支援会社、成果報酬型の会社、自社の商品を売る事業会社、SEO・AI検索の会社などがあります。
どこで働くかで、扱う予算も、任される範囲も、身につく力も変わります。
面接の「なぜ当社か」に答えるためにも、違いを押さえましょう。
- Webマーケの会社の種類と特徴
- 主な会社の最近の動き
- 会社を選ぶ4つの目
Q1Webマーケの会社には、どんな種類があるの?

| 種類 | 身につく力 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 大手・グループ系の代理店 | 大きな予算の計画、大手との仕事の進め方 | 分業が細かく、担当の範囲が限られる |
| 独立系の代理店 | 運用の腕と提案 | 再編や買収の対象になりやすい |
| 成果報酬型 | 獲得単価と利益の管理、当たる広告の見極め | 成果が出ないと赤字。表現のルールに注意 |
| 事業会社 | 利益とLTVの視点、予算の配分 | 社内に詳しい人が少ないことも |
| SNSの支援会社 | 投稿の企画と運用、インフルエンサー施策、SNS広告 | 未経験可の求人もあるが、年収の幅が大きい |
| SEO・AI検索の会社 | 調査・コンテンツ・AI検索の対策 | AIで検索からの流入が減る流れ |
Q2主な会社には、どんな特徴があるの?
サイバーエージェントのネット広告事業は売上4,612億円(2025年9月期)。AIで広告の効果を予測して作る仕組みに力を入れています。電通デジタルは社員2,596人・平均34.7歳、Hakuhodo DY ONEは約3,000人で、博報堂DYグループのデジタルの力を集めています。
Macbee Planetは、データで「長く使ってくれるお客さん」を予測し、成果報酬型で新しいお客さんを集める会社です(売上505.8億円、2026年4月期)。ナハトは2018年に設立され、月に数億円規模の予算を成果報酬型で運用していると求人で紹介しています(主張)。
事業会社の北の達人コーポレーションは、売上の約27%を広告に使い(2026年2月期)、広告を社内で運用しています。1件に使ってよい広告費の上限をLTVから逆算して決めています。
業界の再編も進んでいます。博報堂DYグループがオプトの親会社(デジタルホールディングス)を買収し、2026年3月に上場をやめました。NTTドコモはCARTA HOLDINGSを子会社にしています。
アカウントプランナーにあたる職の名前は、会社ごとに違います(サイバーエージェントは「営業職」、電通デジタルは「デジタルアカウントプランナー」、Hakuhodo DY ONEは「ビジネスデザイナー」)。求人を探すときは、名前より仕事の中身で見ましょう。
Q3会社は、何を見て選べばいい?

面接の逆質問で「2〜3年目で表彰された人はいますか」と聞くと、若手に任せる会社かどうかが分かると言われます(主張)。口コミは総合点より、文化や働く人の気持ちの項目を読みましょう。

「なぜ当社なのですか?」と聞かれたら
会社の特徴と、自分の軸を結びつけます。
御社は広告を社内で運用し、1年で入る売上を見て広告費を判断していると知りました。
これまで代理店でCPAを下げることに力を入れてきましたが、その先の売上や利益まで自分で責任を持ちたいと考えています。
運用の経験を生かしながら、商品の伝え方から考えられる環境で力を伸ばしたいです。
ポイント例は通販の事業会社を想定した答え方です。受ける会社の決算資料や採用ページから、他社との違いを1つ見つけましょう。
まとめ
- 会社は、大手・グループ系の代理店、独立系の代理店、SNSの支援会社、成果報酬型、事業会社、SEO・AI検索の会社に分けられる
- どこで働くかで、扱う予算・任される範囲・身につく力が変わる
- 業界は再編が進んでいる(博報堂DYのオプト買収、ドコモのCARTA子会社化)
- 会社は、予算と業界・任される範囲・評価・若手の機会の4つで選ぶ