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初級9本中 5本目約5分

どこから、どこへ

出身別の転職ルートと年収

ルート君

マーケに来る人の
約7割は
別の職種から。

マーケの仕事に転職した人の約7割は、前の職種がマーケ以外です(リクルートエージェント経由、2022年度)。

営業、SEO、SNS運用、制作、スクール、フリーランス。どこから来て、どこへ移る人が多いのか。出身ごとのルートと、年収の目安を見ていきましょう。

この記事でわかること
  • 出身別の主な転職ルート
  • 年収の目安と、下がることもある点
  • 入社した後のキャリアの道

Q1どこから、どこへ移る人が多いの?

出身別の主な転職ルート。営業→代理店のアカウントプランナー、SNSの支援会社の企画営業。SEO・コンテンツ→代理店のSEO・AI検索、検索広告。SNS運用→代理店のSNS部門、SNSの支援会社、SNS広告。広告運用→大手代理店、事業会社のマーケ。デザイナー・動画編集→広告の制作、クリエイティブディレクター。スクール・未経験→未経験可のSNS運用ディレクター、広告の進行管理。

営業の人がWebマーケの業界に未経験で入るとき、入口はほとんどが代理店のアカウントプランナーです。運用やプランナーの職は広告の実務経験を求める求人が多い一方、アカウントプランナーは業界を問わない営業経験で入れる求人があるからです(求人票から)。

採用ページでは、信託銀行や生命保険、人材、不動産、旅行会社の営業からアカウントプランナーになった人が紹介されています(採用広報)。マイクロアドは「中途入社社員の約9割が業界未経験からスタート」としています。

あなた証券会社の営業から代理店に行く人もいますか?
ルート君
ルート君金融の営業から来る人は珍しくないよ。オプトの求人は、歓迎する経験に「金融」を挙げている。大事なのは業界より、課題を聞いて提案し、数字の目標を達成した話ができるかなんだ。

Q2年収は、どれくらい?

職種ごとの給与の例(求人票、2026年10月)
職種給与の例
アカウントプランナーサイバーエージェント 月給42万円〜(年俸制)、電通デジタル 420万〜700万円(未経験可の求人。働き方の種類で上がる)
広告運用Macbee X 月給37.0万〜74.1万円
SNS運用未経験可の入口 288万〜550万円、経験者 400万〜825万円(SNSの支援会社)
クリエイティブディレクターナハト 420万〜600万円、北の達人 444万〜1,068万円
事業会社のマーケLINEヤフー 750万〜900万円、マネーフォワード 750万〜1,200万円(経験3〜5年以上)

固定残業代を含む求人が多く、含まれる時間も会社ごとに違います。会社どうしを単純に比べないでください。

dodaの調査では、Webマーケティングの平均年収は471万円、20代414万円、30代514万円です(2025年版)。

気をつけたいのは、前の仕事によっては年収が下がることもある点です。平均で見ると、銀行の営業(493万円)から、ネット・広告・メディアの営業(452万円)に移ると下がる計算です(doda 2025年版)。一方、サイバーエージェントのように高い水準から始まる会社もあります。会社ごとに確かめましょう。

Q3入社した後は、どんな道があるの?

入社した後のキャリアの道。アカウントプランナー→シニア→局長・部長。広告運用→大手代理店・事業会社のマーケ・媒体社。SNS運用→ディレクター→プロデューサー→マネージャー。クリエイティブ→クリエイティブディレクター→制作の責任者。

代理店で経験を積み、上の代理店や事業会社、GoogleやMetaなどの媒体社へ移る人が多いと言われます。事業会社や媒体社の求人は、運用やマーケの経験3〜5年以上を条件にすることが多く、まず支援する側で腕を磨くのがよくある流れです(主張)。

SNSの支援会社では、運用のメンバーからディレクター、プロデューサーへと上がっていき、「中途入社から2年で部長」の例も紹介されています(ホットリンクの求人)。

フリーランスから正社員に戻る人の行き先は、事業会社のマーケ(責任者の候補を含む)、支援会社、それまでの取引先などです。くわしくは「フリーランスから正社員に戻る方へ」の読み物も見てください。

面接ではこう話そう

「5年後、どうなっていたいですか?」と聞かれたら

段階を追って、任されたい役割で話します。

いまの経歴に近いものを開いてください

営業から(アカウントプランナー)

まず3年で、担当するお客様の広告の成果を安定して出し、運用や制作のメンバーと一緒に大きな提案をまとめられるようになりたいです。

そのうえで、いくつもの媒体をまたいだ全体の計画を任され、5年後にはチームを率いて大きな予算を預かるプランナーになりたいです。

SEO・広告運用から

まず3年で、担当する広告の成果を安定して出し、後輩に運用を教えられるようになりたいです。

そのうえで、検索だけでなくSNSや動画もまたいだ全体の計画づくりや、お客様の売上まで踏み込んだ提案ができる立場を目指します。

SNS運用から

まず3年で、担当するアカウントの成果を、売上や指名検索の数字で示せるディレクターになりたいです。

5年後には、SNS広告やインフルエンサー施策も組み合わせた計画を任されるプロデューサーとして、チームを率いたいです。

Webデザイナー・動画編集から

まず3年で、配信後の数字から勝つ広告の型を見つけ、作り直しを指示できるクリエイティブディレクターになりたいです。

5年後には、制作チームを率いて、商品の伝え方そのものを決める立場になりたいです。

ポイント「いずれ独立」より、この会社で何を任されたいかを段階で話しましょう。

まとめ

  • マーケの仕事に転職した人の約7割は、前の職種がマーケ以外(リクルートエージェント、2022年度)
  • 営業はアカウントプランナー、SEOはAI検索や広告、SNSは支援会社や広告、制作はクリエイティブディレクターが主な入口
  • Webマーケティングの平均年収は471万円(doda)。前の仕事によっては下がることもある
  • まず支援する側で腕を磨き、上の会社や事業会社へ進むのがよくある流れ

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