CariBell
中級14本中 10本目約3分

面接で使える最近のM&A

事例の選び方と話し方

ルート君

「最近気になったM&A」に、
答えられるだけで
本気度が伝わる。

M&A仲介の面接では、「最近気になったM&Aは?」とよく聞かれます。

ニュースで見た事例を1つ、狙いまで話せれば十分です。

大きなM&Aにはいくつかの型があります。型を知ると、ニュースがぐっと読みやすくなります。

この記事でわかること
  • 大きなM&Aの4つの型
  • 2024〜2026年の主な事例
  • 面接での答え方

Q1大きなM&Aには、どんな型があるの?

大きなM&Aの4つの型。海外に出る(例 日本製鉄とUSスチール)。同意のない買収提案(例 セブン&アイ・牧野フライス)。親子上場の解消(例 NTTとNTTデータ)。上場をやめる(MBO・非公開化)(例 豊田自動織機・久光製薬)。狙いがわかると、ニュースが読める。

海外に出るは、成長する市場をM&Aで一気に手に入れる型。同意のない買収提案は、相手の経営陣が賛成していないのに買収を持ちかける型。親子上場の解消は、上場している子会社を完全に取り込む型。上場をやめる(非公開化・MBO)は、経営陣や創業家などが株を買い集めて上場をやめ、長い目で経営する型です。

Q2最近は、どんな事例があったの?

面接で話しやすい最近の事例
時期事例ポイント
2025年6月日本製鉄がUSスチールを買収(約141億ドル)成長する米国に生産拠点を持つ。米国政府が拒否権を持つ「黄金株」つき
2024〜2025年クシュタールがセブン&アイに買収を提案同意のない買収提案の代表例。約7兆円まで引き上げたが、2025年7月に撤回
2025年5月NTTがNTTデータを完全子会社に(約2兆3,712億円)親子上場の解消。グループで一体となって動く
2026年豊田自動織機の非公開化・久光製薬のMBO上場をやめ、長い目で経営する
2026年6月ヤマダHDとエディオンが経営統合で基本合意家電量販の大手どうしが、2027年10月に持株会社をつくる予定
2025年4月物語コーポレーション(焼肉きんぐ)が米国の鉄板焼き「SHOGUN」グループを取得海外に出る時間をM&Aで買った、身近な例

日付・金額は各社の発表や報道より(2026年10月時点)。面接の前に、最新のニュースも確かめておきましょう。

あなた大企業の話ばかりで、中小企業の仲介とは関係ない気がしますけど…。
ルート君
ルート君大事なのは「なぜ買ったか」をつかむこと。時間を買う、海外に出る、という狙いは中小企業のM&Aでも同じだよ。身近な会社の事例も1つ持っておくと強いね。

Q3面接では、どう答えればいいの?

「最近気になったM&Aは?」の答え方。1 何が起きた(いつ・誰が・何を買った)。2 なぜ買った(買い手の狙い)。3 自分はどう見るか(良い点・気になる点)。4 仕事とのつながり(中小企業のM&Aにどう生きるか)。30秒〜1分で話す。

答えは30秒〜1分。何が起きたか(いつ・誰が・何を買った)、なぜ買ったか(買い手の狙い)、自分はどう見るか、そして仕事とのつながりの順です。

面接官が知りたいのは、ニュースの詳しさよりも、M&Aに本当に興味があり、自分の頭で考えられるかです。

面接ではこう話そう

「最近気になったM&Aはありますか?」と聞かれたら

身近な事例を1つ、狙いまで話します。

物語コーポレーションが2025年4月に、米国の鉄板焼きチェーン「SHOGUN」グループを買った事例です。

一から米国にお店を出すと時間がかかるところを、すでに人気のあるお店を仲間にすることで、海外に出る時間を買ったのだと思います。

中小企業のM&Aでも、買い手は時間を買い、売り手は会社や社員を残せます。

そんな両方に良い形をつくる仕事がしたいと思いました。

ポイント大企業の事例でもかまいません。最後に「だからこの仕事に興味がある」とつなげると、志望動機とぶれません。

まとめ

  • 大きなM&Aの型:海外に出る・同意のない買収提案・親子上場の解消・上場をやめる(MBO・非公開化)
  • 事例は1つでいいので「なぜ買ったか」まで話せるようにする
  • 答え方:何が起きた→なぜ買った→自分の見方→仕事とのつながり
  • 面接の前に最新のニュースを確かめる

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