CariBell
初級14本中 6本目約4分

1年目のロードマップと年収モデル

ルート君

1年目は「仕込み」。
成約が出てくるのは、
その先から。

M&Aの案件は、成立まで半年から1年かかります。

だから入社1年目は、成約よりも案件の種をためる年になります。

どんな順番で力をつけ、年収がどう決まるのかを見ていきましょう。

この記事でわかること
  • 1年目から3年目まで、何をするのか
  • 年収がどう決まるのか(モデルで計算)
  • 成約が出るまでの給料のしくみ

Q11年目は、どんなふうに過ごすの?

アドバイザー1年目〜3年目の道のり。入社〜3か月:電話・手紙で行動量をつくる、研修と先輩への同行。3〜6か月:社長と会って、悩みを聞く。6か月〜1年:秘密保持契約・資料の受け取りまで進む、案件の種をためる。2年目:得意な業界をつくり、成約を重ねる。3年目:自分の型(件数型か大型狙いか)を見極める。1年目は量、2年目は質。

最初の3か月は、とにかく行動量です。電話や手紙で社長にアプローチしながら、研修や先輩の商談への同行で基礎を身につけます。

3〜6か月で社長と会える回数が増え、悩みを聞けるようになります。半年を過ぎると、秘密保持契約を結んで資料を預かる案件が出てきます。これが2年目以降の成約の種になります。

あなた1年目に成約ゼロでも、大丈夫なんですか?
ルート君
ルート君珍しくないよ。大事なのは、種がちゃんとたまっているか。2年目に一気に実る人は、1年目の行動量が違うんだ。

2年目は、得意な業界や地域をつくって、案件の質を上げていきます。3年目を目安に、件数を重ねるタイプか、大きな案件を狙うタイプか、自分の型を見極めます。

Q2年収は、どうやって決まるの?

多くの仲介会社の給料は、固定給+成約インセンティブです。ここでは考え方をつかむために、わかりやすいモデルで計算してみます。

年収はこう決まる(モデル)。年収=手数料×20%、手数料=1年間の成約の合計×10%(5億円以下の案件を両手で成立させた場合)。年収2,000万円:手数料1億円、成約の合計10億円。年収5,000万円:手数料2.5億円、成約の合計25億円。年収1億円:手数料5億円、成約の合計50億円。※インセンティブの割合は会社によって違う。

5億円以下の案件なら、両手で手数料は売れた金額の10%(片手5%×2)です。手数料のうち20%が自分の年収になるとすると、年収=成約の合計×2%になります。

50億円年収1億円に必要な、1年間の成約の合計(このモデルの場合)

インセンティブの割合や計算のしかたは、会社によって大きく違います。個人の成績で決まる会社もあれば、チームや会社全体の利益で決まる会社もあります。受ける会社の制度は、面接や面談で必ず確かめましょう。

Q3成約が出るまでの給料は?

給料のしくみ。固定給の上に成約インセンティブが乗る。成約0件の年は固定給だけ。1〜2件成約した年は前職を大きく超えることも。成約するまでの1年目をどう乗り切るかが大事。

成約がない年は、固定給だけです。1〜2件成約すると、インセンティブで前の仕事の年収を大きく超えることもあります。

未経験で入る場合、固定給は400〜600万円台が多いようです(各社の求人より)。成果給のしくみは「予算を達成したら出る」「固定給を超えた分から出る」「1件目から出る」など会社で違うので、中級のレッスン「業界地図」もあわせて読んでください。

だから転職するときは、1年目の固定給で生活できるかも考えておく必要があります。

面接ではこう話そう

「入社1年目はどう過ごしますか?」と聞かれたら

数字と行動で答えると、覚悟が伝わります。

1年目は案件の種をためる年だと考えています。

最初の3か月は行動量を最優先にし、毎日の電話と手紙の数を決めて続けます。

先輩の商談にはできるだけ同行して進め方を学び、半年後には秘密保持契約を結べる案件を複数持つことを目標にします。

2年目に成約を重ねられるよう、1年目は量にこだわります。

ポイント前の仕事で「行動量を続けて結果を出した数字」(例:1日80件の電話を1年続けた)を1つ添えると、口だけではないと伝わります。

まとめ

  • 1年目は仕込みの年。行動量→社長との面談→案件の種をためる
  • 2年目は得意分野をつくって質を上げ、3年目に自分の型を見極める
  • 給料は固定給+成約インセンティブ。モデルでは年収1億円=成約の合計50億円
  • インセンティブの決まり方は会社ごとに違うので、必ず確かめる

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