CariBell
初級14本中 3本目約3分

仲介型とFA型

誰の味方として動くのか

ルート君

同じM&Aの仕事でも、
「誰の味方か」で
2種類ある。

M&Aを手伝う会社には、大きく仲介型とFA型の2つがあります。

違いは、売り手と買い手のどちらの味方として動くかです。

受ける会社がどちらなのかで、仕事の進め方も、報酬のもらい方も変わります。

この記事でわかること
  • 仲介型とFA型の違い
  • それぞれの得意なこと・苦手なこと
  • 「両手取引」とは何か
仲介型とFA型、誰の味方? 仲介型:1社が、売り手と買い手の両方を支援する。FA型:それぞれ別の会社が、片方だけを支援する。日本のM&A仲介会社の多くは「仲介型」。

Q1仲介型ってどんな形?

あなた1つの会社が、売る人と買う人の両方を手伝うんですか?
ルート君
ルート君そう。日本のM&A仲介会社の多くがこの形。不動産の仲介と同じイメージだね。

仲介型は、1つの会社が売り手と買い手の両方を支援します。両者の間に立って、条件をすり合わせ、話をまとめます。

強みはスピードです。両方の事情が分かっているので話が早く、案件の数も多くなります。中小企業のM&Aに向いています。

一方で、両方の味方をするので、どちらか一方だけの利益を押し通すことはできません。公平さが求められます。

Q2FA型ってどんな形?

FA型のFAはファイナンシャル・アドバイザーの略です。売り手か買い手、どちらか一方だけの専属として動きます。

依頼主の利益を一番に考えて交渉できるので、条件にこだわる大きな案件に向いています。そのぶん時間と費用がかかり、小さな会社の案件では割に合いにくいこともあります。

仲介型とFA型をくらべる。支援する相手:仲介型は売り手と買い手の両方、FA型はどちらか一方だけ。得意な案件:仲介型は中小企業・スピード重視、FA型は大きな案件・条件重視。報酬:仲介型は両方からもらう(両手)、FA型は依頼主からだけ(片手)。気をつけること:仲介型は両方に公平であること、FA型は時間と費用がかかる。

Q3「両手取引」って何?

仲介型は、売り手と買い手の両方から報酬を受け取ります。これを両手取引といいます。FA型は依頼主からだけなので片手です。

「両手取引」とは。売り手と買い手の両方から、仲介会社が報酬をもらう=両手。FAは依頼主の片方からだけ=片手。不動産の仲介と同じしくみ。
あなた両方からもらえるなら、仲介のほうがもうかりそうですね。
ルート君
ルート君そのぶん「どっちの味方なの?」と見られる立場でもあるんだ。だから国のガイドラインでも、仲介会社には両方に公平であることが強く求められているんだよ。

報酬の計算方法(レーマン方式)は、上級のレッスン「報酬体系」で扱います。面接では「両方から報酬をもらう」と言えれば十分です。

面接ではこう話そう

「仲介とFAの違いは何ですか?」と聞かれたら

20秒でこう答えられれば十分です。

仲介は1社が売り手と買い手の両方を支援し、両方から報酬を受け取ります。

スピードがあり、中小企業のM&Aに向いています。

FAは売り手か買い手のどちらか一方だけを専属で支援し、依頼主の利益を最優先にできるので、大きな案件に向いています。

ポイント受ける会社が仲介型なら、最後に「だからこそ両方に公平であることが大切だと考えています」と添えると、業界を理解していると伝わります。

まとめ

  • 仲介型=1社が売り手と買い手の両方を支援。スピードがあり中小企業向き
  • FA型=片方だけの専属。条件交渉に強く、大きな案件向き
  • 仲介型は両方から報酬をもらう「両手取引」。そのぶん公平さが求められる

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