仲介型とFA型
誰の味方として動くのか

同じM&Aの仕事でも、
「誰の味方か」で
2種類ある。
M&Aを手伝う会社には、大きく仲介型とFA型の2つがあります。
違いは、売り手と買い手のどちらの味方として動くかです。
受ける会社がどちらなのかで、仕事の進め方も、報酬のもらい方も変わります。
- 仲介型とFA型の違い
- それぞれの得意なこと・苦手なこと
- 「両手取引」とは何か

Q1仲介型ってどんな形?

仲介型は、1つの会社が売り手と買い手の両方を支援します。両者の間に立って、条件をすり合わせ、話をまとめます。
強みはスピードです。両方の事情が分かっているので話が早く、案件の数も多くなります。中小企業のM&Aに向いています。
一方で、両方の味方をするので、どちらか一方だけの利益を押し通すことはできません。公平さが求められます。
Q2FA型ってどんな形?
FA型のFAはファイナンシャル・アドバイザーの略です。売り手か買い手、どちらか一方だけの専属として動きます。
依頼主の利益を一番に考えて交渉できるので、条件にこだわる大きな案件に向いています。そのぶん時間と費用がかかり、小さな会社の案件では割に合いにくいこともあります。

Q3「両手取引」って何?
仲介型は、売り手と買い手の両方から報酬を受け取ります。これを両手取引といいます。FA型は依頼主からだけなので片手です。


報酬の計算方法(レーマン方式)は、上級のレッスン「報酬体系」で扱います。面接では「両方から報酬をもらう」と言えれば十分です。
「仲介とFAの違いは何ですか?」と聞かれたら
20秒でこう答えられれば十分です。
仲介は1社が売り手と買い手の両方を支援し、両方から報酬を受け取ります。
スピードがあり、中小企業のM&Aに向いています。
FAは売り手か買い手のどちらか一方だけを専属で支援し、依頼主の利益を最優先にできるので、大きな案件に向いています。
ポイント受ける会社が仲介型なら、最後に「だからこそ両方に公平であることが大切だと考えています」と添えると、業界を理解していると伝わります。
まとめ
- 仲介型=1社が売り手と買い手の両方を支援。スピードがあり中小企業向き
- FA型=片方だけの専属。条件交渉に強く、大きな案件向き
- 仲介型は両方から報酬をもらう「両手取引」。そのぶん公平さが求められる