IS・FS・CSの1日と最初の1年
前職はIT以外の営業がほとんど

前職は
ITじゃなくて
大丈夫。
SaaSで働く人の前職は、IT以外の営業がほとんどです。
会社の動画で紹介されている人を見ても、医療の人材会社、飲食、ビール会社、証券会社、人材会社の営業などから移っています。
持ち場ごとの1日の流れと、最初の1年でぶつかることを見ておきましょう。
- IS・FS・CSの1日の流れ
- 前の仕事の経験で生きることと、新しく学ぶこと
- 最初の1年でつまずきやすいところ
Q1ISやFSの1日は、どんな感じ?

ISの1日は、朝会で週の目標(商談の数など)の進み具合を確かめるところから始まります。SmartHRのISの社員は、電話は1日20件ほどが社内の目安で、自分は30〜35件かけていると話しています。アポ取りが専門の会社では70〜80件という話も出ています(会社の動画)。
FSは、ISから受け取った商談で課題を聞き、提案書を作って受注まで進めます。Sansanの求人では、商談は1日2〜3件、契約までは6〜12か月かかることが多いとしています。

Q2前の仕事の経験は、生きるの?

多くの求人が「法人営業2〜3年以上」を条件にしています。数字で語れる目標達成の実績、お客さんの課題を聞き出す力、決裁する人との会話は、そのまま生きます。
経理・人事・建設など、お客さん側の仕事の知識も歓迎されやすいです。たとえば経理の製品なら、経理の仕事を知っていることが武器になります。
個人向けの営業の経験が入口になる例もあります。SmartHRの第二新卒向けのISの求人は、不動産・金融・通信の営業2年以上か、続けて目標を達成した・表彰された経験を条件にしています(想定年収469万〜700万円)。
Q3最初の1年で、つまずきやすいところは?
| 前の仕事 | 移った後 |
|---|---|
| 証券会社の営業 | 社内のツールの多さに戸惑ったが、上司との1対1の面談と、助けを求めやすい雰囲気で追いついた |
| 飲食 | ISで経験を積み、3年でISのリーダーに |
| 人材会社の営業 | 未経験でAIのSaaSのFSになり、売上約1億円 |
| (FSの新人) | 入社5か月で初めて受注 |
採用のための動画なので、きつさや辞めた人の話は出てきません。業界全体の平均の数字は公表されていません。

「SaaSの営業で、あなたの経験はどう生きますか?」と聞かれたら
前の仕事の経験を、SaaSのどの持ち場のどの仕事に生かすかまで話します。
前職では、地方の工場向けに部品を提案する営業をしていました。
工場長と現場の両方の話を聞き、決める人を見極めて提案することで、3年続けて目標を達成しました。
製造業向けのSaaSなら、工場の仕事を知っていることと、現場と決める人の両方と話してきた経験を、FSの商談で生かせると考えています。
ポイントSaaSの知識の多さより、お客さんの課題を聞き切る力と、数字で振り返ってきた経験を伝えましょう。
まとめ
- SaaSで働く人の前職は、IT以外の営業がほとんど
- ISは週の目標を確かめながら、電話・メールで商談をつくる。電話は1日20件ほどが目安の会社も(会社の動画)
- 法人営業の経験・数字で語れる実績・課題を聞く力が生きる。顧客管理への記録とオンラインの商談は新しく学ぶ
- うまくいかない時は「量か中身か」に分けて考える