キャリアアドバイザーの仕事のリアル
1日の流れ・追う数字・向いている人

面談は夜が本番。
「人が好き」だけでは
続かない。
キャリアアドバイザー(CA)の1日は、求職者との面談を中心に回ります。
仕事帰りの人が多いので、面談は夕方から夜に入りがち。数字の目標もはっきりあります。
入ってから「思っていたのと違う」とならないよう、1日の流れと追う数字、向いている人を見ておきましょう。
- CAとRAの1日の流れ
- 追う数字(面談・推薦・内定・決定)
- 向いている人・向いていない人と、よくある失敗
Q11日は、どんな流れ?

パーソルキャリアの例では、始業は9〜11時の間で選べ、メールは1日平均約200件。18時からの面談は20時台に終わることが多く、21時にはパソコンが自動で切れるしくみです。出社は週2日ほどで、在宅と組み合わせます。
企業担当(RA)は、9時に始めて企業へのフォローの電話、チームの会議、企業との打ち合わせ(1日1〜2件)、求人票づくりと進み、19時ごろに終わる流れです。

Q2どんな数字を追うの?

評価の中心は、決定数(入社が決まった数)と売上です。面談数や推薦数は、そこに向かう途中の数字。書類が通る割合は30%前後とされることが多いですが、会社や職種で大きく違います(主張)。
JACリクルートメントでは、コンサルタント1人あたりの月の売上が、入社2年目で228万円、3年目以降で289万円でした(2025年)。経験を積むほど、1人で生み出す売上が伸びる仕事です。
Q3どんな人が向いているの?
| 見るところ | 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|---|
| 気持ち | 人の決断を後押しすることに喜びを感じる | 「人が好き」「話を聞くのが好き」だけ |
| 数字 | 目標から逆算して動ける | 結果に一喜一憂して引きずる |
| 伝え方 | 耳の痛いことも、曲げずに伝えられる | 嫌われたくなくて、いい人で終わる |
| 学び | 業界や企業のことを調べ続けられる | 求人票の情報だけで提案する |
多くの現役・元キャリアアドバイザーの話で共通していた点です(主張)。
よくある失敗は、①前の仕事のやり方や実績にこだわる、②数字に焦って、合わない求人をすすめてしまう、③求職者や企業の言葉をそのまま信じる、の3つです。共感は手段で、目的は本人が納得して決めることです。

「数字の目標と、求職者の利益が食い違ったらどうしますか?」と聞かれたら
目的と手段を分けて話します。
求職者に合わない求人をすすめることはしません。
数字は、合う人を合う企業に紹介し続けた結果だと考えています。
そのために、面談の数や提案の質を上げて、目標に届くように動きます。
前職でも、目標が厳しい月ほど、お客様の課題を深く聞くことで結果を出してきました。
ポイント「求職者第一です」だけだと、成果へのこだわりが伝わりません。両方を大切にする答えにしましょう。
まとめ
- CAの1日は面談が中心。仕事帰りの人に合わせ、面談は夕方から夜が多い
- 追う数字は、面談→推薦→書類通過→面接→内定→承諾→決定。評価の中心は決定数と売上
- 向いているのは、決断の後押しに喜びを感じ、逆算して動け、耳の痛いことも伝えられる人
- 「人が好き」だけでは続かない。共感は手段、目的は本人が納得して決めること