CariBell
中級9本中 8本目約4分

面接と選考

技術の質問・課題・AIの使い方の説明

ルート君

「何を使ったか」より、
なぜそれを選んだか。

エンジニアの選考では、ふつうの面接に加えて、技術の課題やコーディングのテストがあることが多くあります。

最近は、AIを使ってよい課題も増え、AIをどう使ったかを説明させる会社も出てきました。

選考の流れと、よく聞かれることへの答え方を見ていきましょう。

この記事でわかること
  • エンジニアの選考の流れ
  • よく聞かれることと答え方
  • AI時代の課題と面接

Q1選考は、どんな流れ?

エンジニアの選考の流れ(よくある例)。カジュアル面談(選考ではない会社が多い)→書類→技術の課題・コーディングのテスト→面接(2〜4回)→リファレンスチェック(前の職場の人に働きぶりを聞く)→内定。期間は1か月〜1か月半ほど。

LINEヤフーは、書類→課題・適性検査→複数回の面接→内定で、応募から内定まで1か月〜1か月半です。SmartHRはリファレンスチェック(前の職場の人に働きぶりを聞く確認)を必須にしています。メルカリやfreeeも、選考の途中でリファレンスチェックをすることがあります(各社の採用ページ)。

技術の試験の形は会社ごとに違います。自宅で解く課題(ゆめみ、LayerX)、テストのサービスを使ったコーディング、設計の課題をもとにした話し合い、作ったものの説明、1日だけ一緒に働いてみる「トライアル入社」(LayerX)などがあります。

カジュアル面談は「選考ではない」とはっきり書く会社が多くあります(SmartHRなど)。ただ、印象が次の選考に伝わることもあるので、質問を用意して臨みましょう。

Q2よく聞かれることは?

エンジニアの面接でよく聞かれること。経験者:設計と技術の選び方の理由、障害や失敗への対応、チームでの開発とコードの確認(レビュー)、AIの使い方。未経験:なぜエンジニアか、どう学んできたか、作ったもの(作品)の工夫。

経験者は、技術の選び方の理由をよく聞かれます。LayerXは、提出された課題をもとに「なぜその解き方か」を問って理解を確かめます。「何を使ったか」より、ほかの案と比べて何を選び、何を捨てたかを話せるようにしましょう。

障害や失敗の話は、原因→その場の対応→二度と起こさないための対策まで話します。未経験の人は、作品を見せながら「なぜその作りにしたか」「どこで苦労し、どう乗り越えたか」を深く聞かれる前提で準備しましょう。

あなたAIを使って作った作品でも、大丈夫ですか?
ルート君
ルート君使っていいかは会社しだい。ゆめみはAIを使ってよい課題にして、そのかわり使ったAI・主な判断・どう確かめたか・AIの間違いを報告させて、面接で照らし合わせている。課題によってはAIを禁止する会社もある。ルールを確かめて、使ったなら正直に説明できるようにしておこう。

Q3実績は、どう話す?

話す順番は、結論→状況→自分の行動→結果(数字)です。メルカリは、過去の経験を「状況・課題・行動・結果」の形で深く聞き、結果はできるだけ数字で話すよう求めています。

面接ではこう話そう

「これまでで一番の成果を教えてください」と聞かれたら

結論→状況→行動→結果の順に、技術の選び方の理由を添えて話します。

いまの経歴に近いものを開いてください

自社開発・Web系の経験者

予約サービスの表示を速くした件です。

ページを開くのに平均2秒かかり、途中で離れる人が多いことが課題でした。

原因を調べると、同じデータを何度も読み込んでいたので、よく使うデータを一時的にためておく仕組みに変えました。

データベースの作りを変える案もありましたが、影響が大きく時間もかかるため見送りました。

結果、表示は1秒になり、予約の完了率も上がりました。

SES・SIerの経験者

金融機関のシステムの改修で、テストの時間を半分にした件です。

毎回の改修で手作業のテストに3日かかり、リリースが遅れていました。

テストを自動にする道具を提案し、お客様と自社の上司の了解を取って、よく使う100の確認項目を自動にしました。

手作業は1.5日に減り、確認の漏れによる不具合もなくなりました。

未経験(作品で話す)

独学で作った家計簿のアプリで、入力の手間を減らした点です。

最初は毎回すべての項目を入力する作りで、自分でも続きませんでした。

よく使う支出を一覧から選べるようにし、前回の入力を自動で表示するように変えました。

入力にかかる時間は約半分になり、3か月続けて使えています。

作り方を決めた理由は、GitHubに書き残しています。

ポイント数字は作成例です。技術の名前を並べるより、なぜその方法を選んだかを一言添えると、考える力が伝わります。

まとめ

  • 選考は、書類→課題・テスト→面接2〜4回→リファレンスチェックが多い
  • 経験者は、技術の選び方の理由、障害への対応、チームでの開発を聞かれる
  • 未経験者は、作品の工夫と学び方を深く聞かれる
  • AIを使ってよいかは会社しだい。使ったなら、どこに使い、どう確かめたかを説明する

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