CariBell
初級9本中 3本目約3分

マーケターが追う数字

CPA・ROAS・CVR・LTVを1つの例で

ルート君

ROAS 300%でも、
利益は20万円だけ。

Webマーケの面接でも仕事でも、数字で話すことが欠かせません。

CPA、ROAS、CVR、LTV。よく聞く数字も、1つの例で計算すると一気に分かります。

ここでは、広告費100万円の例で、主な数字を見ていきましょう。

この記事でわかること
  • 広告の数字(表示・クリック・CVR・CPA・ROAS)
  • 利益で見る大切さ
  • 長い目で見る数字(LTV)

Q1広告の数字は、どうつながっているの?

広告の数字(例)。広告費100万円で、表示200万回→クリック2万回(クリック率1%)→購入400件(購入する割合2%)。クリック1回50円、購入1件あたり2,500円(CPA)、売上300万円でROAS300%。

広告が表示された回数のうち、クリックされた割合がCTR(例では1%)。クリックした人のうち、購入などにつながった割合がCVR(例では2%)です。

購入1件にかかった広告費がCPA(100万円÷400件=2,500円)、広告費に対する売上の割合がROAS(300万円÷100万円=300%)です。

あなたCPAを下げるには、どうすればいいんですか?
ルート君
ルート君CPAは「クリック1回の値段÷購入する割合」でも出せる。だから、クリックを安くするか、買ってくれる割合を上げるか、の2つしかないんだ。

Q2ROASが高ければ、成功なの?

ROASと利益。売上300万円×粗利率40%=粗利120万円。粗利120万円−広告費100万円=利益20万円。ROAS300%でも、利益は20万円。

売上から原価を引いた粗利で見ると、話が変わります。粗利率40%なら、売上300万円の粗利は120万円。広告費100万円を引くと、残る利益は20万円です。

商品によって利益の割合が違うので、同じROASでも、もうかる商品と赤字の商品があります。売上ではなく利益で見る習慣が大切です。

Q3長い目で見る数字は?

LTVは、1人のお客さんが長く使ってくれる間の売上です。5,000円の商品を年に4回、2年買ってくれれば4万円。LTVが高い商品なら、最初のCPAが高くても、長い目で見てもうかります。

通販の北の達人コーポレーションは、LTVから逆算して「1件に使ってよい広告費の上限」を決め、最初の売上ではなく「1年で入る売上」で広告の良し悪しを判断しています(決算説明資料)。

よく使う数字のまとめ
数字意味例
CTR表示のうち、クリックされた割合1%
CVRクリックのうち、購入などにつながった割合2%
CPA購入1件にかかった広告費2,500円
ROAS広告費に対する売上の割合300%
LTV1人のお客さんの、長い目で見た売上4万円

GA4では2024年に「コンバージョン」が「キーイベント」という名前に変わりました。

面接ではこう話そう

「CPAを下げるために、何をしますか?」と聞かれたら

数字を分けて、打ち手を考えます。

まずCPAを「クリック1回の値段」と「購入する割合」に分けて、どちらが悪いのかを確かめます。

クリックが高いなら、狙う人や広告の出し方を見直し、購入する割合が低いなら、広告の伝え方と、飛んだ先のページの内容がずれていないかを直します。

そのうえで、CPAだけでなく、利益やLTVで見ても問題がないかを確かめます。

ポイント「頑張ります」ではなく、数字を分けて打ち手を出す話し方が評価されます。

まとめ

  • CTR=クリックされた割合、CVR=購入などにつながった割合、CPA=1件の広告費、ROAS=広告費に対する売上
  • CPAは「クリック1回の値段÷購入する割合」。下げる方法は2つ
  • ROASが高くても、利益で見ると残りが少ないことがある
  • LTVで見れば、最初のCPAが高くても長い目でもうかることがある

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