CariBell
中級9本中 8本目約5分

面接でよく聞かれること

なぜコンサルか、なぜこの会社か、逆質問

ルート君

「成長したい」は
誰でも言える。
言い換えよう。

コンサルの面接では、ケース面接と同じくらい、志望理由が深く聞かれます。

アクセンチュアは、「今の会社でやりたいことができないのか、その理由は何か」に答えられるように、と案内しています。

よく聞かれる質問と、答え方の型を押さえましょう。

この記事でわかること
  • 会社が公開している面接の観点
  • 「なぜコンサルか」の組み立て方
  • 逆質問と、落ちる理由

Q1会社は、面接で何を見ているの?

アクセンチュアは、仕事を進める力、スピード感、論理的な思考、熱意、知的好奇心、自分を磨く姿勢を見ると公開しています。よく聞く質問は、自己紹介、職務経歴、長所と短所、志望動機、中長期のキャリア、転職活動の状況、逆質問です(会社の採用ブログ)。

EYは、聞かれたことに的確に答え、事実や数字で裏付けるよう案内しています。ベインは、ベインに入りたい理由を具体的に説明できることを求めています(会社の発信)。

「なぜコンサルか」の組み立て。1 なぜ今:今の仕事で見えた課題と、今の会社ではできないこと。2 なぜコンサルか:その課題を解くのに、なぜ事業会社ではなくコンサルなのか。3 なぜ自分か:自分の経験がどう生きるか。4 なぜこの会社か:他社ではなくこの会社である理由。

Q2「なぜコンサルか」は、どう答える?

転職の専門家は、「なぜ今→なぜコンサルという手段か→なぜ自分か」の順で組み立てることを勧めます。「成長したい」「課題解決に興味がある」は誰でも言えるので弱く、どのファームにも当てはまる志望理由は落ちる原因になる、とも指摘しています。

あなた「成長したい」は、まさに言おうとしていました……。
ルート君
ルート君気持ちは本物でいいんだ。ただ、何ができるようになりたいのか、なぜ今の会社ではだめなのかまで言い換えよう。それから、業界を選ぶ理由と、会社を選ぶ理由は分けて話してね。
出身別:経験の言い換え
出身今の仕事での言い方コンサルの言葉にすると
営業お客様の困りごとを聞き出して提案した顧客の課題を聞き取り、解決策を提案した
営業売上目標を達成した計画→実行→評価→改善の流れと数字で説明する
金融融資先の決算書を読み、貸せるか判断した財務諸表の分析と与信の判断(財務・経営の視点)
人材企業の採用を手伝った採用の要件の設計と選考の改善、人事の目線での課題の整理
マーケ調査をしてレポートを書いた仮説を立て、筋道立てて報告する

転職の専門家の記事をもとに整理したものです。

Q3逆質問と、落ちる理由は?

逆質問のよい例と、落ちる理由。よい例:中途の人が入社後に関わることの多いプロジェクトは?/早く成果を出している中途の人の共通点は?(自分の理解を先に述べてから聞く)。避けたい例:調べれば分かること/条件だけをそのまま聞く/受け身の質問。落ちる理由:結論が分かりにくい/どの会社にも当てはまる志望理由/話に一貫性がない/深掘りに感情的になる。(転職の専門家の見方)

逆質問は、理解と熱意を示す機会です。よい例は「中途で入った人が、入社後に関わることの多いプロジェクトには、どんなテーマがありますか?」。自分の理解を先に述べてから聞くと伝わります。調べれば分かること(「どんな事業をしていますか?」)は避けましょう(転職の専門家の見方)。

働き方を聞いてよいかは、アクセンチュアは「聞いてよい」、転職の専門家は「そのまま聞くのは避ける」と食い違います。聞くなら、「繁忙期の動き方や、プロジェクトの合間の休み方」のように具体的に聞きましょう。

落ちる理由としてよく挙げられるのは、結論が分かりにくく背景の説明が長い、志望理由がどのファームにも当てはまる、自己PRと転職理由がつながっていない、深掘りに感情的になる、ケース面接で面接官と対話せずに一方的に話す、などです(転職の専門家の見方)。

面接ではこう話そう

「なぜコンサルなのですか?」と聞かれたら

なぜ今→なぜコンサル→なぜ自分の順で話します。

いまの経歴に近いものを開いてください

営業から

法人営業として5年、製造業のお客様に設備を提案してきました。

導入した設備が、現場の仕事の流れが変わらないために使われない場面を何度も見て、売って終わりの立場の限界を感じました。

さまざまな会社の業務の流れそのものを変えられるのが、コンサルだと考えています。

お客様の現場に入り込んで信頼を得てきた経験を、業務改革の実行の場面で生かしたいです。

金融から

銀行で中小企業の融資を担当し、資金繰りが苦しい会社の相談に何度も乗ってきました。

ただ、銀行の立場ではお金を貸すことが中心で、事業そのものの立て直しには深く関われませんでした。

経営の課題に正面から向き合い、実行まで支えられるのがコンサルだと考えています。

決算書から課題を見つけてきた経験を、事業の再生や財務の改革で生かしたいです。

人材から

人材紹介で3年、企業の採用を支援してきました。

採用はできても、入社後の評価や育成の仕組みが合わず、早く辞めてしまう例を何度も見ました。

採用の手前と後ろにある人事の仕組みまで変えられるのが、人事・組織のコンサルだと考えています。

人事の担当者と課題を整理し、選考を改善してきた経験を生かしたいです。

経営企画から

事業会社の経営企画で、中期経営計画と予算の管理を担当してきました。

1つの会社の中で計画を回す経験は積めましたが、ほかの業界のやり方を知らないまま判断していると感じる場面が増えました。

多くの会社の課題に関わり、経営の判断を支える力を広げたいと考えています。

計画を作って終わりにせず、数字で進み具合を追ってきた経験は、実行の支援で生かせます。

ポイント「成長したい」で止めず、今の仕事で見えた限界→コンサルでしかできないこと→自分の経験の生かし方、の順で1〜2分にまとめましょう。

まとめ

  • アクセンチュアは「今の会社でできない理由」と「コンサルで実現できるか」に答えられるよう案内している
  • 「なぜ今→なぜコンサル→なぜ自分」の順で組み立てる
  • 業界を選ぶ理由と、会社を選ぶ理由は分けて話す
  • 逆質問は、自分の理解を添えて具体的に。調べれば分かることは聞かない

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